帰還者の聞き取り資料公開へ=「研究者にも重要」−長妻厚労相(時事通信)

 先の戦争で死亡した旧軍人・軍属に関する未公開資料の一部について、厚生労働省は年内に公開することを決めた。歴史的価値が高いと判断し、国立公文書館への移管も進めるという。長妻昭厚労相が5日の閣議後会見で明らかにした。
 公開を決めたのは、帰還者から所属部隊員らの生死などを聞き取った資料。終戦直後から昭和30年代にかけて作成され、旧陸軍、海軍から引き継いだが、同省内の倉庫に埋もれた状態だった。 

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